映画やアニメに登場する、あの未来技術がどこまで実現してるのか調べよう!
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WALL-E
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- 種類:アニメ
- 発表年:2008
- 舞台年:2805
- 舞台年補足:
- 未来世界の描かれ方:
「WALL-E」は、2008 年に公開された映画作品。公開年の 797 年後となる「2805 年」が舞台となる。
登場する未来技術 †
- ロボット
- 平面投影式空中投影ディスプレイ …街頭広告
- 物体の空中浮遊(反重力?) …EVE などの未来型ロボット、ホバーチェア
- 光線銃
- トラクタービーム …EVE、警備ロボットなどが装備
- 恒星間航行
- 宇宙旅行
- 人工重力
- ハイパージャンプ
- 月面開発 …BnL アウトレットモール
- 自然言語インターフェイス …"AUTO" など艦内コンピュータ
- 化学物質分析装置
- エネルギーシールド …修理室の隔壁
なお、その他の興味深い演出を以下に記す。
- 地球はゴミに埋め尽くされ、人間が住めない環境になってしまっている。
→ ゴミ処理問題
作品レビュー
監督が「着想から12年」を経て完成させたと言う、Pixar 作品の中でもとりわけ評価の高い傑作です。
ロボットの豊かなアニメーションとベンバートの音響効果のコンビネーション、RenderMan が得意とするハードウェアやガラクタの質感と照明の美しさ、日本製アニメーションの影響が窺い取れるテンポの良い編集…などなど全編が見所に満ち溢れ、なんど観ても見飽きることがありません。
2805 年の人間世界は、ロボットが徹底的に発達したユートピアのように見えます。しかしどうでしょう。マニュアルに従って仕事を単調に続ける Axiom の艦長を始め、怠惰を極め行動力を失った人々の姿は、もはや WALL-E の方が「人間らしく」見えるほどです。
そんな「半デストピア」を舞台にしたクライマックスの展開は、人間が、命令に従うことしかできないロボットとはなにが違い、未来を創造していく力になるのかを教えてくれます。…が、もっとも、そのようなテーマの説明がまったく押し付けがましくなく、しかも台詞が極端に少ない脚本で表現してのけてしまったところが、さすがの Pixar 作品と言えます。
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更新:2024.01.24. (水) 15:40:33
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