映画やアニメに登場する、あの未来技術がどこまで実現してるのか調べよう!
みんなでつくる未来予想図
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  • 種類:映画
  • 発表年:2009
  • 舞台年:現代
  • 舞台年補足:
  • 未来世界の描かれ方:

「スプライス」は、2009 年に発表された映画作品。舞台年はわからないが、おそらく現代。

登場する未来技術

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作品レビュー

文:forevision.jp

ラストシーンでエルザの口数が少ないことと同様に、観客もどのような感想を持ち帰ればよいのかわからず途方に暮れてしまいます。このサイトでは取り扱われることが数少ない、ホラー作品の1つです。

観客は作品を通して主人公の2人の男女とともに、パニックのような出産の苦しみを味わい〜初めての子育てに奮闘し〜子供の成長に驚き、喜び〜やがて子もまた性愛に目覚め恋をして…などなど、「命の営み」を追体験することになります。こうしてあらすじを文字に書き出すとドキュメンタリーかファミリードラマのようにしかならないのですが、実際に作品を鑑賞するとどういう訳か、奇妙で恐ろしい作品だとしか言い表しようがありません。

この物語は異形の人工生命と言う未来技術をモチーフとしていますが、描かれているのは「わたしたちの命の営み」そのものでしかないはずです。それでもこの作品が「奇妙」と感じられるならば、それはもしかしたら「わたしたちの命の営み」とは実は、奇妙なものだからなのかも知れません。その奇妙さをわたしたち自身が説明できないから…クライヴの台詞を借りれば「なぜだか自分でもよくわからない」から…怖いのです。そして実際に、ビデオショップなどでもこの作品は「ジャンル:ホラー」の棚に置かれています。

未来技術…たとえばバイオテクノロジーは、倫理を脅かす恐ろしいものなのでしょうか。…しかし、仮に恐ろしいものだったとしても、それと「命の営みの奇妙さ」がどう違うのか説明する術を、わたしたちはまだ持ち合わせていないようです。この作品が「ジャンル:ホラー」ならば。

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更新:2012.08.30. (木) 23:05:11
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