映画やアニメに登場する、あの未来技術がどこまで実現してるのか調べよう!
みんなでつくる未来予想図
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  • 種類: 映画
  • 発表年: 1997
  • 舞台年: 近未来
  • 舞台年補足:
  • 未来世界の描かれ方: 楽観的

「ガタカ」は、1997 年に発表された映画作品。「近未来」が舞台となる。

登場する未来技術

なお、その他の興味深い演出を以下に記す。

  • 毎日12本以上のロケットが打ち上げられている
  • 登場した自動車は、効果音から電気自動車と推定されるが外観はクラシック車種そのまま。
    • リビエラ(ビュイック)
    • カブリオレ(シトロエン)
    • アバンティ(スチュードベーカー)

作品レビュー

1997 年に公開された「ガタカ」は、あたかもその前年に誕生した「羊のドリー」の話題性に乗じた安易な商業作品とも思われましたが、その実は監督と脚本を手掛けたアンドリューニコルの才能が発揮されたデビュー作品でした。マイケルナイマンによる美しい音楽や、ラストでいくつものドラマがクライマックスを迎え収束させていくプロットもお見事です。

画面に散りばめられた「AGCT」「螺旋の階段」「シューベルトのピアノ即興曲」などのモチーフはこの作品が遺伝子工学を題材としていることを強調していますが、しかし物語は安易な科学技術批判に陥らずに「命を与えられた者たちが与えられた役割を見つけ、果たすこと」を描くおとぎばなしに仕立て上げられています。

ブルータリズム的な建築が背景に使われたり、車や衣装などの小道具が1950年代のアメリカの広告に描かれたようないわば「レトロフューチャリズム」で統一されていることからも、この作品が科学技術批判を主旨としたものではないと窺えます。

…レトロフューチャリズムは1950年代、「技術の進化が明るい未来をもたらす」と信じられていた時代に夢想されたカルチャーです。画面がレトロフューチャリズムで統一されているということはつまり、この作品世界では「明るい未来」が実現していることを比喩しているのです。この比喩は、「未来の社会が技術の進化によって如何様に変わったとしても、個々の意思の持ちかた次第では人間が希望や幸福を見失うことはない」という物語のテーマを補完しているように感じます。

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更新:2012.06.04. (月) 16:35:26
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